6.各種判定

判定の内、ゲームを普通にプレイしても気づきにくい判定について説明します。
・性格と人間性について
性格には4種類あり、以下の相性関係があります。主に練習時に影響します。
相性が悪い生徒がいるグループでも、リーダーの人間性が高ければ、トラブルを避けられます。
この4種の性格分けについて詳しく(あるいは図付で)知りたい方は、「王様・軍人・学者・職人」で検索してみてください。
王様 俺様タイプの王様は、有無を言わせない軍隊式(軍人タイプ)には従いやすく、また職人タイプの扱いに長けています。
よって、練習グループのリーダーが王様であれば職人タイプの生徒の能力が伸び、王様本人は練習グループのリーダーが軍人タイプの時に成長します。
また、正反対のタイプである学者と仲が悪く、同一練習グループにいるとたまに衝突します。
軍人 勝敗重視で我慢強い軍人(兵隊)は、論理的に指示を下す学者には従いやすく、また王様タイプの扱いに長けています。
また、正反対のタイプである職人と仲が悪いです。
学者 論理的な学者は、一芸を極める職人に敬意を感じてその技を分析し自分の物にします。また軍人(兵隊)タイプの扱いに長けています。
また、正反対のタイプである王様と仲が悪いです。
考えがちな学者は、フォーム変更などを少し申し出やすい傾向があります。
職人 求道者である職人は、放任しながらその成果だけを愛する王様タイプには従いやすく、また学者タイプを背中で従わせる事ができます。
また、正反対のタイプである軍人(兵隊)と仲が悪いです。
求道者である職人は、学者ほどではありませんがフォーム変更などを少し申し出やすい傾向があります。
また、性格はバッテリーの相性にも少し影響します。
・同じ性格の場合は、プラスもマイナスもありません。
・投手が王様で捕手が職人のように、「投手が捕手を従わせる」関係の時には、プラスもマイナスもありません。
・投手が軍人(兵隊)で捕手が学者のように、「捕手が投手を従わせる」関係の時には、プラス効果があります。
・投手が学者で捕手が王様のように、正反対の性格の時にはマイナス効果があります。

・創造性(アイディア)について
監督の創造性は、大会前のライバル校対策、チームスキル獲得の成功率を高めます。
監督と生徒の創造性が高いと、特訓時に変化球や個人スキル獲得の成功率が高まります。 また、アイディアマンはフォーム変更を申し出やすい傾向があります。
・練習における判定(リーダー)
リーダーの人間性や性格が練習効果に与える影響は、上で述べたとおりです。
リーダーの人間性や性格的な相性は、直接的な練習効果だけでなく、生徒のやる気にも影響を与えると言う意味で、間接的な影響も与えます。
・練習における判定(練習レベル)
練習レベルと生徒のレベルに差がありすぎると、適切な効果が現れません。
目安としては、能力6ならレベル1、能力16ならレベル2、能力26ならレベル3が適切となります。
・打撃判定時の補正
投手と打者の能力の他に、以下の要素が絡みます。
捕手のリード(ただし変化球やコントロールがないと効果が低い)
捕手の守備力(キャッチング・フレーミングとして)
バッテリーの相性(上の「・性格と人間性について」で述べたとおり)
左対左などの相性。左対左は投手有利…と言う一般的な相性に加え、「右のアンダースローを左打者は苦にしない」「サイドスローは右対右、左対左で力を発揮」など腕の角度の要素もあります。
「また、左対左はスライダー系の変化球があるとより有効」「右対左でもシュート系のボールがあればそこまで投手不利でない」と言う要素もあります。

・送球判定
肩が強ければアウトにしやすいのはもちろんですが、送球の正確さ、捕ってからの身のこなしと言う意味で、守備能力も影響します。
送球エラーは送球者と受け取る側の守備能力が影響します。
打球にはボテボテゴロもありますし、キャッチャーからの2塁送球では投手がスローイングに入りにくいショートバウンドを投げる事もあるので、結果はまちまち−−名手でも常に刺せるとは限りません。
また、投手の牽制能力は走者のリードの大きさに影響するので、捕手の肩の割に走られるとしたら、この辺が影響している可能性があります。
盗塁についてまとめると、盗塁には、走者の走力と走塁技術、捕手の肩と守備力、投手の牽制能力が影響します。

・変化球の組み合わせによる効果
以下の要素が絡みます。
緩急(135kmを超える投手がカーブ系のボールを持っていると有効)
135kmを超える投手が落ちる系のボールを持っているとスピードが速ければ速いほど有効
スライダー系とシュート系ともに持っていると有効
また、球種は多いに越したことはありませんが、同系統のボールを持っていても効果は薄くなります。
・配球パターンのでき方
基本的には、威力と精度の高い順からパターンに組み込まれていきます。(カウント球は精度重視、決め球は威力重視で組み込まれます)
球種によってはカウント球あるいは決め球にできない変化球があるので、
4.変化球と特殊スキルにて説明しています。
ストレートは大抵の投手がカウント球にも決め球にも使いますが、(ver.2.1から)ストレートの威力に自信がないと決め球に使わない投手がいます(目安としては、オーバースローで130km未満)

・試合による成長
試合でただ勝てば成長するというものではなく、打者が成長するには好投手を打つこと、投手や守備を成長させるにはロースコアの試合を経験すること、などがあります。
生徒の調子も、余り荒れた試合展開では上がらないので、成長のためには実力の近い学校を相手にするのがよいとなります。


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